ハチに刺された時の応急処置やハチに遭遇した時の対処法についてご紹介します
ハチの毒よりも怖いのは、毒に対するアレルギー反応です。これをアナフィラキシーショック
といいます。刺された回数が多いほど、症状が重篤化し、死に至るケースもあります。
スズメバチに刺された場合は応急処置をした後に念のため病院へ行ってください。
蜂に刺されて15分以内に「脈が速い」「呼吸困難」「意識の低下」「吐き気」「じんましん」等の
症状がでたらアナフィラキシーショックの可能性が高いです。救急車を呼びましょう。
スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチによる刺害事故の件数は、年間で数千件にのぼると言われています。毎年20人前後の人が死亡し、10人以下となった年はありません。この数は毒蛇や熊の被害数を遥かに超える数なのです。また特に近年、アシナガバチのある種が都会に適応し、街中にも多く巣を作るようになってきたことで蜂による被害が増加傾向にあります。
刺されて30分以内に、じんましんや息苦しいなどの刺された箇所以外に症状が出ている場合は
アナフィラキシーショックの可能性が高いです。すぐに救急車を呼んでください。
まずはその場から静かに離れましょう。蜂は興奮物質を出すため、ほかの蜂が集まってくることが
あります。身を低くし静かに30メートル以上離れてください。
水道水やペットボトルのミネラルウォーターなどで良く洗ってください。ミツバチは
自分の針を残し、毒を送り出し続けます。指でつまんで抜こうとすると、
逆に毒を押し込んでしまう場合があるので、払うようにするか水で流してください。
血液の巡りが良くなると、腫れがひどくなってしまいます。横になるなどして静かにしましょう。
患部には抗ヒスタミン剤入りやステロイド入りの虫刺され・かゆみ止めの薬を塗り、蜂の毒に含まれる
成分を中和します。市販されているもので大丈夫です。
「尿中のアンモニアで蜂毒を中和する」というのは迷信で、まったく効果がありません。
逆に尿は時間がたてばたつほど雑菌が増えていきますから、
幹部から雑菌に感染するリスクが高まるだけなのです。
誤って蜂の毒を飲み込んでしまう危険や、口内に傷があった場合には
その傷口から蜂の毒を吸収し、二次被害を受けてしまう可能性があります。
蜂が近くに飛んで来たり、部屋の中に入ってきたりしてもすぐ刺されるわけではありません。
・大声を出さない
・慌てて動かない
ということを守ってください。単独行動中の蜂なら、刺激しなければ襲ってきません。
蜂は大声に驚いたり、機敏に動く物に反応しますので、急に逃げ出すことは大変危険です。
蜂の目は動体視力が良く、色や距離を判別することができません。なので、白などの薄い色には
反応しにくく濃い色に反応し攻撃をしかけます。
人の頭や目なども目掛けて来ることがありますので、逃げる際にはタオルで頭を覆うなどして、
姿勢を低く静かに動きましょう。
洗濯物に蜂が紛れ込んでいるという事もたまに耳にする話です。この場合、蜂が興奮状態にある
ことがあります。それ以上刺激しないようにその場を速やかに離れましょう。
安全に作業するためには、まず蜂の習性をよく知ることです。
蜂の巣駆除を始めて11年、年間10,000匹に及ぶこれまでの実績から得た知識で
お客様の安全を第一に考え、徹底した蜂の駆除を行っています。
どんな小さな事例でも構いません。S.K.Gサービスにおまかせください。